ENEOS、再生可能エネルギー開発事業を行うジャパン・リニューアブル・エナジーの全株式取得、孫会社化へ
ENEOSホールディングス株式会社(5020)の子会社ENEOS株式会社(東京都千代田区、以下「ENEOS」)は、ゴールドマン・サックス(東京都港区、以下「GS」)のアセット・マネジメント部門が運用するインフラファンドおよびシンガポール政府投資公社の関連会社(GIC)が間接的に保有するジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(東京都港区、以下「JRE」)の全株式取得を決定した。
なお本件に伴い、JREは子会社(孫会社) となる。
取得価額は、約200,000百万円。
ENEOSホールディングスは、エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業を行う子会社およびグループ会社の経営管理ならびにこれに付帯する業務を行い、グループ事業を展開している。
子会社ENEOSは、石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製および販売、ガス・石炭の輸入および販売、石油化学製品等の製造および販売、電気・水素の供給事業を展開している。
GSは、金融商品取引法その他の法律により金融商品取引業者が行うことができる業務およびこれに付帯関連する一切の業務を行っている。
JREは、発電プラント(風力発電、太陽光発電、バイオマス発電その他自然エネルギー発電)に関する事前調査、計画、設計、関連資材調達および販売、土木工事、電気工事、建設、運転、保守点検事業ならびに売電事業を行っている。
本件M&Aにより、ENEOSホールディングスは、ENEOSがこれまで培ってきたエネルギー事業者としての知見と、JREの事業開発能力を結集、日本を代表する再生可能エネルギー事業者を目指す。
また将来的に、CO2フリー電気を安定的かつ効率的に供給できる体制の構築を図ると共に、グループが進めているCO2フリー水素サプライチェーン構築および脱炭素・循環型社会実現に貢献することに期待する。
・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2022年1月下旬頃